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道南支部 第1回症例検討会を終えて
令和6年6月12日(水)に,zoomミーティングで道南支部第1回症例検討会を開催いたしました。
平日19時からの開催でしたが,93名もの方々にご参加いただくことができました。今回は,足関節整形疾患に精神疾患の既往をもつ症例について,適宜動画をご提供いただきながらご発表いただきました。精神疾患を有する対象者に対して,免荷期間の関わり方やコミュニケーションで工夫したご経験などを聴講できる貴重な機会となりました。
質疑応答では数名からご発声いただき,足関節疾患のみならず精神疾患に対するアプローチ方法を紹介していただく場面がありました。また,座長からのコメントでは解説スライドを用いて,先行研究をベースにわかりやすくご解説いただくことができました。明日の臨床に役立てられる情報が盛りだくさんで,皆さまにとって非常に有意義な検討会となったのではないでしょうか。
症例検討会終了後には,前年度からの取り組みとなる自由参加型の「懇談会」を催し,10名弱の方々で症例について少し踏み込んだ内容のディスカッションをすることができました。懇談会では,参加者の方々と症例に関する内容を議論するだけではなく,ざっくばらんな交流のなかで所属施設以外のセラピストと繋がりをもち,道南支部で情報交換の行いやすい環境が構築できれば…と考えております。次回以降の症例検討会でも「懇談会」を開催する予定ですので,ご都合が合えばぜひ参加してみていただければと思います。
今後もこのような運営を継続して,参加者の皆さまのスキルアップのみならず,日々の臨床活動に還元できるよう症例検討会を開催してまいりますので,引き続きご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
最後に,本症例検討会においてご尽力いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
 
 
文責:函館市医師会看護・リハビリテーション学院 羽澤 晃士(道南支部 教育部)