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道南支部

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第6回道南理学療法士学術研修大会を終えて
令和7年1月18日(土)に令和6年度第6回道南理学療法士学術研修大会を開催いたしました。本研修大会は「中枢神経疾患に対する理学療法介入の戦略のいま」~過去から現在、未来へ~をテーマとして対面・WEBでのハイブリット開催にて行い90名近くの方にご参加いただけました。
今回講師として太田経介先生(医療法人北祐会 北海道脳神経内科病院)「脊髄小脳変性症における姿勢制御障害:病態に基づく介入戦略の立案」、奧埜博之先生(医療法人健和会 奈良東病院)「すくみ足の病態理解と介入戦略」、植田耕造先生(JCHO滋賀病院)「Lateropulsionの病態理解と介入戦略」と3名の講師にご講演をいただきました(太田先生・奥埜先生は対面、植田先生はWEBにてご講演)。
それぞれの先生方の視点から中枢神経疾患に対する考え方や過去の知見から最新の知見への変化や、病態理解、臨床場面での治療場面(動画を用いて)などを講義していただきました。
普段学ぼうとすると難しく理解に時間がかかってしまう分野かと思われますが、講師の先生方のわかりやすい講演内容が理解しやすくとても勉強になりました。
5時間との長時間の研修大会となりましたが、知見・知識などを深めることのできる貴重な時間になったかと考えております。
中枢神経疾患について病態理解など様々な観点から日々の臨床で悩まれる方々も少なくはないかと思います。
今回3名の講師の先生方からご講演いただけた内容を明日への臨床に活かしながら今後も患者様・利用者様と関わっていければと考えております。
最後にご多忙の中講師を引き受けてくださった、太田啓介先生・奥埜博之先生・植田耕造先生に改めて感謝申し上げます。
ならびに本検討会の運営にご尽力いただいたすべての方々に、心より感謝申し上げます。
 
 
文責:社会医療法人文珠会 亀田病院 リハビリテーション部 
菅野 卓(道南支部教育部)