道南支部
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道南支部 令和6年度第2回症例検討会を終えて
道南支部 令和6年度 第2回症例検討会を終えて令和6年9月3日(火)に道南支部令和6年度第2回症例検討会をZOOMミーティングにて開催をいたしました。
第2回は平日19時からの開催となりましたが、募集期間の短い中で66名の方にご参加いただきました。今回は若年層の胸髄損傷患者の社会復帰や退院後支援がテーマとなっており、あまり多くない事例報告を聴講できる貴重な機会となりました。
質疑応答も様々な分野から予後予測について文献を交えた質問や社会支援の流れについてなど症例報告内容に沿って数名の方から質問をいただきながら行われました。また、座長からのコメントやスライドも運動麻痺に対してのアプローチ方法などを中心にわかりやすい解説をしていただけました。発表者・聴講者ともに有意義な検討会になったかと思われます。
症例検討会後は自由参加にて懇談会を開催いたしました。参加人数は8名でしたが症例検討会の時間内に話せなかった内容や踏み込んだ内容をディスカッションすることができました。発表者のみならず参加者からもご質問をしていただきお答えしたりしながらディスカッションをし、とても勉強になりましたなどコメントをいただけました。とても貴重な時間になったかと思われます。今後も継続して行い、所属施設以外のセラピストの意見を聞ける場や交流できる場を作っていきたいと考えております。懇談会は自由にディスカッションを設ける場として行っておりますので、お時間のある方はぜひ一度ご参加してみてください。
今後も疾患について発表するだけでなく、様々な意見交換や交流を行えるような症例検討会を運用していけるよう、日々精進しながら運営に関わっていきたいと考えております。引き続きご支援とご協力をお願いいたします。
最後に、症例検討会にご尽力いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
文責:社会医療法人文珠会 亀田病院 リハビリテーション部 菅野 卓(道南支部教育部)