令和2年5月27日
会員各位
 
　社会局災害リハビリテーション支援部では、管理者ネットワークを用いて、大規模災害時の会員安否確認システムの構築を目的とした試行を実施しました。ご協力いただきました管理者の皆様に御礼申し上げます。下に結果をご報告いたします。
 
方法：道内施設の65.2%が登録している管理者ネットワークを用いて、令和2年2月14日に安否確認フォームを配信し、2月29日までの15日間の返信数を支部別に分析しましました。
結果：返信数は道士会登録941施設に対して138施設（14.7％、支部別では十勝支部の27.5％が最高）と低調でした。これは道士会登録会員5,582人に対し1,494人（26.8％、十勝支部の52.0％が最高）をカバーしたことになります。返信タイミングは、発信後3時間以内が最も多く46.4％、その後逓減しながら2月23日まで返信が続きました。集計期間後の3月4日にも1通返信がありました。
会員カバー率を上げるためには、管理者ネットワーク登録施設数を増やし、また道士会からのメールを確実に確認していただくことが必要です。未登録施設の管理者の皆様におかれましては、管理者ネットワークへの登録をお願いいたします。また、職場のアドレスで登録している施設が多く、「災害時は職場のPCアドレスは使えない」とのコメントをいただきました。緊急時に連絡の取れる個人メールやフリーメールアドレス等への登録変更もご検討をお願いいたします。
　今後第2回試行も実施予定です。大規模災害時に会員の安否を確実に把握するために、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

安否確認第1回試行結果.pdf
 
社会局災害リハビリテーション支援部長　鈴木聡子