公益社団法人 北海道理学療法士会

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新着情報(理学療法士の皆様へ)

「地域包括ケアシステムについて学ぼう」に参加して
平成26年9月13日に開催されました「地域包括ケアシステムについて学ぼう」に参加させて頂きました。地域包括ケアシステムは、平成26年度の診療報酬改定を受けて、急速にその重要性が広まったように感じます。そのため、改めて本講習会で学べればと思い、受講しました。講師は札幌医科大学の古名丈人氏で、地域包括ケアシステムの取り組みや理学療法士に求められている内容について、グループディスカッションを交えながら講習会は進行しました。
 地域包括ケアシステムでは、医療や介護が必要ではない高齢者を増やすこと。また、最期まで住める住居の確保と、少ない人材と費用で、効率よく、効果的にサービスを提供することについて古名氏にご講演いただきました。その中で、理学療法士としての役割は直接サービスを提供するだけでなく、生活状態や機能を評価した上で、多職種へ在宅における機能訓練方法を指導して、利用者の自立支援を図る重要性を学びました。出来るだけ長く、自分らしく暮らしていけるために、どのような環境下でも質の高い理学療法を提供できるよう、日々の研鑚はもちろんのこと、多職種との関わり方を見直していく必要があると考えました。
最後にご多忙の中、大変貴重な講義をして頂いた古名丈人氏ならびに講習会スタッフの皆様に深く感謝を申し上げます。
 
 麻生整形外科病院 リハビリテーション科
久保 勇人


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ご講演頂いた古名丈人氏


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会場内の様子