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公益社団法人北海道理学療法士会道東支部 北見市地域包括支援センター連絡協議会 協働事業推進に向けた意見交換会を終えて
道東地区理事 大倉 修一
現在、日本理学療法士協会において地域包括ケアシステムの構築に向けて様々な取り組みがなされております。当会におきましても各市町村担当窓口が決まり、各支部において現場レベルでの活動が行われております。道東支部におきましては、この度北見市地域包括支援センター連絡協議会と協働して事業活動を行っていく事がまとまり、事業推進に向けた意見交換会が開催されました。
協働事業推進に向けた意見交換会は10月24日(金)19時から開催されました。道東支部会員57名、北見市地域包括支援センター連絡協議会会員21名計78名が参加されました。意見交換会に際しまして太田誠会長にもご参加頂き、公益社団法人北海道理学療法士会における取り組みや理学療法士の役割についてお話を頂きました。北見市役所保健福祉部地域包括ケア推進担当 長尾智美主幹からは北見市における現状と介護予防事業における理学療法士への期待のお言葉を頂きました。
協働事業説明では北見市地域包括支援センター連絡協議会 島田剛会長から地域包括支援センターの業務説明から介護予防における協働事業の必要性が説明されました。道東支部からは大森達也支部長より、この協働事業において「呼ぼう!予防!理学療法士!」をキャッチフレーズに理学療法の専門分野である1次予防を北見市民に普及させ、地域貢献を図っていく事が説明されました。具体的な内容と致しましてはAプロジェクト推進委員会(転倒予防プロジェクト10、研修、教室等の企画、運営)、B理学療法支援推進委員会(お試しリハ(同行訪問)、施設ケースカンファレンス、担当者(現場)会議への参加)、C情報コミュニティー推進委員会(地域ケア会議への参画、派遣者名簿の作成、宣伝・広報・マスコミ対応)の3本柱について、それぞれ担当者である鈴木廉太郎社会部員、天坂修一郎副支部長、箭内一浩社会部長から説明されました。
その後、1席8名程度の道東支部会員・地域包括支援センター連絡協議会会員で『「転倒しない街づくり」を実現するために、私たちが力を合わせて出来ること』というテーマでテーブルディスカッションを行いました。普段は病院にいる会員が多く、直接、地域包括支援センター職員の方と話す機会が少ない中、それぞれの仕事を話し合い、どのように転倒対策していくか議論が盛り上がっておりました。
意見交換会後の懇親会にも多数の方が参加し、交流を深めることができました。今後も連携を密にし、協力しやすい環境を作ることが、事業の成功に繋がるものと感じました。
最後にこの協働事業を通じて北見市における介護予防や介護サービスの充実を図るだけなく、今後その他の市町村においても同様な多職種による協働事業が展開していけるよう進めて参りたいと思います。
意見交換会で挨拶する太田会長 |
ディスカッションの様子 |
意見交換会の集合写真 |